こんにちは、いずみ（@izum_i_nsta）です。
皆さんはアルゼンチン人というとどんなイメージがありますか？
日本では、遠いというのもあってかあまり知られてはいませんよね。
私自身、アルゼンチン人の彼と付き合うまでは、
南米＝ブラジルもアルゼンチンも変わらないというイメージしかありませんでした笑
ですが、今やアルゼンチンに住んで３年目の筆者が、
アルゼンチン人の国民性について書きたいと思います。
情熱的。
アルゼンチンタンゴにも現れているように、基本的に情熱的です。
ニュースや政治、経済など、
みんながみんなとても熱くなって話します。
良いことも悪いことも、
みんながしっかり自分の考えを持って主張します。
日本人の私はいつも誰よりも冷めていますね笑
強い愛国心。
アルゼンチン人は自国の文句をよく言います。
激しいインフレや治安の悪さ、政治など、突っ込みどころ満載な国です。
でも、文句を言う割にみんな愛国心がとても強いです。
国歌を歌うときや、スポーツなど、自国を想って涙を流す姿もよく見かけます。
おしゃべり。
アルゼンチン人はおしゃべりが大好き。
挨拶だけで寄ったつもりが、30分も話してしまうなんてザラにあります。
人が集まれば、沈黙なんてありません。
日本人である私は、“とりあえず話す“ということがとても苦手なんですが、
アルゼンチン人は誰とでも何かしら話ができる気がしますね。
場合によっては羨ましいスキルです笑
ラテン？
彼がアルゼンチン人だと言うと、日本人の友達に
突然踊り出したりするの？
と聞かれたこともあります笑 確かにそういう気もなくはないです笑
ですが、アルゼンチン人は中南米の他のラテン人とは少し違います。
国民のほとんどがヨーロッパ系移民の子孫です。
人種的にも白人が多いです。
また、自分たちは他の中南米のラテン人とは違うと思っているアルゼンチン人が多いようで、
他の南米諸国からは少し疎まれています笑
用心深い。
南米諸国は治安があまり良くありませんが、
アルゼンチンも、特に首都ブエノスアイレスとその郊外は例外ではなく、
治安がいいとは決して言えません。
その為か、知らない人に対しては用心深い人が多いです。
家族思い、友達思い。
知らない人には用心深いアルゼンチン人ですが、
家族や友達はとても大切にします。
私はアルゼンチンで結婚したのですが、
友人たちが結婚祝いに、と言ってパーティを企画してくれたときには驚きました。
気持ちがとても嬉しかったですね。
食べ物への執着があまりない。
アルゼンチン人の彼と付き合い始めた頃、私が作る料理を気に入ると、
これ週に一回は食べたいね。
とよく言われました。
それに対して、嬉しい気持ちはもちろんですが、
食べたいものは
たった１週間じゃ食べ切れないくらいあるのに。
とよく思ったものでしたが、
アルゼンチンに住んでみて彼がそう言っていた理由が分かりました。
まず、料理嫌いな女性が多く、子供がいるから仕方なしに料理をしている母親が多いこと。
それもあってか、料理のレパートリーが少なく、
数種類の同じものを繰り返し食べる家庭が多い事に気付きました。
食べるものが限られているせいか、
大人でも好き嫌いが多い人が多いです。
アルゼンチン人の友人とレストランに行って、
エビのパスタを頼んだら、
エビって食べたことない！どんな味？イカとは違う？
と言われたときには驚きました笑
その日、人生初のエビを食べて美味しいと言っていました笑
海外の寿司ブームはアルゼンチンも例外ではなく、
確かに近年では寿司を食べたり、家で作る人も増えています。
しかし、新しいものを食べる習慣がないためか、好きじゃないという人もとても多いです。
一度、友人にワカメ入りの味噌汁を作ったら、
ごめん、新しいものを試すのはすごく苦手なの。
と言われ、
ワカメは海藻だよと説明しても、
彼女にとっては得体の知れないものだったようで
彼女は食べてみる事もできませんでした笑笑
でも牛肉だけは何でも来い。
そんなアルゼンチン人ですが、牛肉に関してはあらゆる部位を食べます。
牛肉の部位は細かく分けられています。
さすが牛肉大国です。
ただ、日本人のようにレアに近い牛肉を食べる人は少ないですね。
豪快なアルゼンチン流BBQのアサードについてはこちらの記事をご覧下さい。
アルゼンチン料理、アサードとは？【アルゼンチン在住者による】
終わりに。
いかがでしたか？
個人的には食べ物に関してが、日本とはだいぶ違くて驚くことが多いですね。
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