海外で子育て。日本との違いは?予防接種?離乳食?〜6ヶ月。【アルゼンチン在住】

海外生活リアル

こんにちは、いずみ@izum_i_nsta)です。

アルゼンチンで出産した筆者ですが、
子育てをするにあたって日本とは違い、驚くことがとても多いです。

また、日本の子育て情報は、こちらの本から得ています。

 

地球の裏側に住んでいるので
日本の本が電子書籍として手軽に手に入る今の時代に感謝ですね。

今回は私の経験を元に、日本との違いについて書きたいと思います。

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髪の毛を剃る!?

アルゼンチンでは赤ちゃんが産まれたばかりのときに、
産毛を剃る風習があるんだそう(!?)。

一度剃って、きれいに生えてきてほしいからだとか。

近年では剃らない親も増えているそうです。

我が子が産まれたときに剃るかどうか聞かれましたが、
丁重にお断りしました笑

が、息子は6ヶ月でまだ髪の毛がとても薄く、

剃ったの?

とよく聞かれます笑

剃ってませんよ笑

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臍の緒が取れるまで沐浴なし!?

出産後、赤ちゃんと家に戻って心配、もしくは楽しみなことの一つに
沐浴がありますよね。

しかし、産まれたばかりの赤ちゃんは臍の緒がまだ取れていないものですが、
周りの話を聞くと、アルゼンチンでは
その臍の緒が自然に落ちるまで沐浴はしないんだとか!?

出産後の入院中も身体を洗ってくれたのは、
産まれた直後のみでした。

理由としては、臍の緒から菌が入ってしまうから。

もしかしたら、日本とは臍の緒の処理の仕方が違うのかもしれない!?
分かりませんが、安易に自己判断はできません。

アルゼンチンでは特に子供はそれぞれ掛り付けの医者がいて、
それに従うのが普通らしいのですが、
生まれたばかりでまだ担当医が決まっていませんでした。

3人の小児科医に会いましたが、医者によって言うことが違います。
ある先生は、息子の身体を見て、

きれいだから大丈夫!

正直、そういうことか?と思いましたが笑

念のため、臍の緒が落ちるのを待つことにしました。
1週間、長くて10日と言われていましたが、結局2週間かかりました。

その間は身体を拭いてあげるのみ。

楽観的な私は、少しくらい汚れて免疫力がついてくれればいいかな、くらいに思っていましたが笑

根本的な生活習慣の違いもあるかもしれませんが、
産まれた途端からの違いに戸惑いましたね。

蒙古斑!?

日本では、大抵の赤ちゃんに蒙古斑ってありますよね。

赤ちゃんだけでなく、小学生くらいまであったり。

息子にもあります。

私の彼は、ヨーロッパ系の白人のアルゼンチン人ですが、
何これ?と。

え?蒙古斑ってなんて言うんだろう。
と思って調べてみると、英語ではmongolian spotといい、
有色人種特有のもので、白人の赤ちゃんに見られることは稀なんだそう。

確かに、彼の甥っ子達にもありません。

息子は私の日本の血が強かったようです笑

アルゼンチンにはラテン系の人もいますので、
小児科の先生に聞くと、ここでも結構いるよ〜とのことでした。

しかし、蒙古斑が人種によるものだとは
考えたこともなかったので驚きでしたね。

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予防接種の種類。6種混合!?

子供ができると予防接種にやけに詳しくなりますね。

予防接種が日本と異なるであろうことは想定内でしたが、
詳しく書いていきます。

産後の2日の入院の間に、B型肝炎BCG(結核)は打ってありました。
日本では、産まれた直後に打つことは珍しいようですね。

その後は2、4、6ヶ月の3回
一応、3、5ヶ月で打つものもあるそうですが、
4、6ヶ月のときにまとめて打つ人が多いんだとか。
6ヶ月以降は1歳まで落ち着くそうな。

また、日本では3種、もしくは4種混合ワクチンを打ちますね。
ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオの混合ですよね。

アルゼンチンでは、6種混合ワクチンがあります。
ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、ヒブ、B型肝炎の混合です。

息子が実際に受けた予防接種はこちらです。

2ヶ月:6種混合、小児肺炎球菌、ロタワクチン
4ヶ月:6種混合、小児肺炎球菌、ロタワクチン、髄膜炎菌ワクチン
6ヶ月:6種混合、髄膜炎菌ワクチン、インフルエンザワクチン

対応している病気はだいたいですが、日本とあまり変わらないようです。
6種混合でその分注射が少なくて済むのは、赤ちゃんへの負担が減っていいですね。

離乳食はヨーグルトから!?

子供が少し大きくなってきて、離乳食の本を買って準備を開始。

 

5ヶ月になったので、10倍粥から始めようと思っていました。

かかりつけの先生に聞くと、

バニラ味のヨーグルトすり下ろしたりんごからあげ始めて、
飲み込めるようになったらピュレをあげて。

!?

日本の本には、アレルギーの可能性があるので乳製品はまだあげないと書いてあります。
もう何が何だか分かりません。

しかもバニラ味笑 だいぶ甘いです。

ヨーグルトもりんごも数回あげてみて大丈夫でしたが、
うまく飲み込めるようになったので
日本の本に従って10倍粥をあげ始めることにしました。

まだ試行錯誤の最中です。

日本では米(お粥)からあげ始める、と言うと毎回驚かれます。
日本の米は、普通のアルゼンチン人が食べる米とは
種類も調理の仕方も違いますからね。

ちなみに米はアルゼンチンの日本食品店で、
アルゼンチン産のコシヒカリを購入し、
炊飯器は持っていないので鍋で炊いています。

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大きなお祝いは誕生日までなし。

日本では子供が産まれると、
お宮参り、お食い初め、ハーフバースデーとお祝いが多いですね。

海外ではどうなんでしょうか。

もちろん国によって違うかと思いますが、
アルゼンチンでは0歳のうちに特にお祝いすることはなく、
1歳の誕生日を盛大に祝うんだとか。

しかし、もともと家族との距離が近いアルゼンチン人ですから、
家族で集まるのにお祝い事なんて理由付けはいりません。
毎週のように集まります。

また、息子はまだ誕生日を迎えていませんが、
知り合いの子供たちの誕生日会に何度か呼ばれたことがあります。

実際すごいです笑

家族や親戚はもちろん、幼稚園や学校に通っていればクラスの子たちをみんな招待し、
大道芸人のような人や音楽家を呼んだり

私の知っているお誕生日会とは全く違いました笑

終わりに。

子育てに関する考え方ややり方は、
昔と今では同じ日本でも違いますよね。

それと同じように、やはり国によっても変わってきます。

しかし、日本が正しくてアルゼンチンが間違っているということは決してありません。

沐浴をしない、ヨーグルトからあげる、といった
日本人からすると え!? と思うことも、何かしらの根拠があるんだと思います。

ただ違うんですよね。

正解も不正解もないんだなと実感する毎日です。

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