こんにちは、いずみ（@izum_i_nsta）です。
だーいぶ久しぶりの記事になってしまいました。
書いていなかった間に、アルゼンチンから家族で日本へ引っ越してきて、
そして２人目の男の子が産まれ、４人家族になりました。
日本に帰ってきてよく聞かれる質問がいくつかありますが、
その中でもきっと一番聞かれることの多い、
どうして日本に戻ってきたのかについて書きたいと思います。
まず、選択肢として。
まず、そもそもの前提として、海外に住む為にはビザが必要です。
私たちの場合、私が日本人、彼がアルゼンチン人なので、
結婚していれば配偶者ビザでお互いの国に住むことは可能です。
日本でもアルゼンチンでもない第３の国に住むことを考えたこともありました。
彼とニュージーランドに行こうかと話した事がありました。
その内に、私が妊娠すると、やはり子供がいてビザすらないゼロからのスタートは厳しい、
という結論に至り、やはり日本にという事になりました。
一番の要因は治安。
理由を挙げればいくつかありますが、
一番は治安です。
アルゼンチン、特に私たちが住んでいたブエノスアイレスやその郊外は、
治安が良いとは決して言えない場所でした。
子供ができたから。
その中でも、私たち夫婦だけならまだやっていけたと思います。
でも子供ができたことが大きかったですね。
周りの子供たち
アルゼンチンの家族や友人にはこんな子供や家族がいました。
就学前の子供がいるのに公園で遊んでいるのを見たことがない家族。
15歳の息子が一人で自転車でどこでも行きたがるけど、行かせてあげられないと悩んでいる母親。
少し前に自転車を買ってもらった9歳くらいの子がいたので、
その自転車でどこに行ったの？
と聞くと、
どこにも。
家の敷地内でひたすら自転車に乗っていました。
また友人の15歳くらいの子は実際に道で銃を向けられ、財布と携帯を取られました。
何事も経験ではありますが、銃を向けられる経験などなくて良いものです。
それがアルゼンチンでは”普通”な訳ですが、
日本人の私にとってはそうではありませんでした。
日本への一時帰国中には、近所に住む親戚の子供たちが
自転車に乗ってバイバ〜イと手を振ってきました。
それが私にとっての”普通”です。
自分の子供にそれが”普通”として育ってもらいたくなかったですね。
政治、経済。
政治、経済、治安というとても大切な3つがほぼ常に悪いアルゼンチンですが、
治安については前述の通り。
政治、経済に関して、詳しくまた記事を書きたいと思っています。
政治、経済が悪いアルゼンチンですが、普通に生活する上で、
そういう自分の力ではどうにもならないことで自分の生活を左右されるのがとても嫌でしたね。
アルゼンチン人たちは家族や友人たちでよく集まりますが、その度に国の文句ばかり。
最後には聞いていて嫌になる程でした。
整っていないインフラ。
アルゼンチンにいた頃、停電には慣れっこでしたが、
その度にエアコンが切れて不快になり、
インターネットが切れて仕事ができなくなり、
効率が悪いんです。
終わりに。
いかがでしたか？
日本に帰ってきて２年、もう既に懐かしく感じています笑
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