こんにちは、いずみ(@izum_i_nsta)です。
アルゼンチンで妊娠出産を経験した私ですが、
今回は私の経験から、主に日本と違ったことをまとめたいと思います。
また、出産レポはこちらをご覧ください。
アルゼンチンでの出産レポ。【前編】破水〜分娩室。
アルゼンチンでの出産レポ。【後編】分娩室〜退院。
十月十日は日本だけ?海外では9ヶ月?海外の妊娠月の数え方。
![](http://izblo.com/wp-content/uploads/2020/06/9695_s.jpg)
まず、一番驚いたことなんですが、
日本で妊娠期間といえば十月十日(とつきとおか)ですよね。
なんと海外では違うんです。
海外で妊娠期間といえば、9ヶ月。
日本のように、今妊娠10ヶ月です、なんて言うとだいぶ驚かれることでしょう。
まさかまさか、日本人は妊娠期間が長い?
いや同じ人間だからそんなはずはない。
数え始める時期が違う?
同じです。最終月経から数えます。
週数で数えると約40週であることにも変わりはありません。
では、一体なぜこんな違いが生まれるのでしょうか。
答えは月数の数え方の違いです。
日本の十月十日は、4週間=28日を1ヶ月と数えます。
でも、2月を除いて1ヶ月は30日もしくは31日ですよね。
そこから少しずつずれが生まれます。
海外での妊娠月の数え方は以下の通りです。
1ヶ月 1〜4週
2ヶ月 5〜8週
3ヶ月 9〜13週 *
4ヶ月 14〜17週
5ヶ月 18〜22週 *
6ヶ月 23〜27週 *
7ヶ月 28〜31週
8ヶ月 32〜35週
9ヶ月 36〜40週 *
*印のついている月は、5週間あるんですよね。
少しややこしいですが、こう考えてみると確かに9ヶ月です。
このように、日本とは違うのでこの点では注意が必要でした。
普通分娩?無痛分娩?
日本は、痛みを感じることも母親になる為の一歩、のような考え方がありますよね。
一方で、欧米は無痛分娩が主流だとなんとなく思っていました。
妊娠してから調べてみると、やはり国によるらしい。
例えばフランスは約9割が無痛分娩らしいですね。
周りの話によるとアルゼンチンも無痛なんだとか?
しかし、出産の2ヶ月程前、担当の先生に聞いたところ、
![](http://izblo.com/wp-content/uploads/2020/05/businessman-2051664_640-e1589582636717.jpg)
麻酔はほとんど使わないよ~。
その場でどうしても必要だと判断した場合だけだね。
とのこと。
もちろん、 もっと早い段階で聞かなかった私が悪いのですが、
なんとなく無痛分娩だと思っていた私は、
痛いのか~~~と、未経験の出産への不安が高まりました笑
(無痛分娩で麻酔を使っても、陣痛は痛いんですけどね。)
そして、実際使わずに産みました。
また、ニュージーランドで出産した友人の例ですが、
この医師の言う”どうしても必要”な場合だったようで、
最終的に麻酔を使ったそうです。
この点は、やはり国や病院、先生によって考え方も異なるので、
事前にしっかり担当の医師に確認しておくことが大切ですね。
産後は何日で退院?
日本では通常、産後5日程(ですか?)入院してからの退院になりますよね。
帝王切開だと更に長くなるんだとか。
そして、その入院期間中も授乳や沐浴等、
色んな指導があって結構忙しいんだとか。
アルゼンチンでは
産後は母子共に問題がなければ、約48時間で退院しますよ、とのこと。
もし、帝王切開になっても変わらないらしいです。
実際に幸いにも何も問題なかったので、2日で退院しました。
これも国によって変わってくると思います。
周りの人が手伝ってくれる前提。
![](http://izblo.com/wp-content/uploads/2020/06/grandfather-1434575_640.jpg)
産後2日で退院だったり、
子育てについてあまり教えてくれる制度がない事だったり、
(ちなみに産まれる前の両親学級のようなものはありましたが、
やはり実際に産まれてみると色々なことが違いますよね。)
周りの家族が手伝ってくれることが前提なんだなと感じることがよくありました。
まずはパパが休みを取るのは当たり前。
子供が産まれたら、10日以上の休みを取るパパが多いようです。
そもそもアルゼンチン人はラテン系であることもあり、家族との距離がとても近いです。
子供が小さいうちから、家族に子供を預けるのは当たり前。
私も息子の日が晴れてからは
たまに彼の家族に息子を預けています。
これ、ママもその間休めたり、自分の時間が取れたりしますし、
子供にとってもママとパパ以外の人と過ごすのは
すごく良い影響なんじゃないかと私は思います。
終わりに。
いかがでしたか?
妊娠から出産において、人生で初めての経験に加え、
国、文化の違いが重なり大変なこともありましたが、
我が子が元気に産まれてきてくれただけで幸せです。
もし気に入って頂けましたら、
Facebookページのいいね、Instagramのフォローをお願いします!
最新記事の情報を載せています。
質問等ありましたら、コメント欄までお願い致します。
コメント