こんにちは、いずみ(@izum_i_nsta)です。
今回は、私が以前ワーホリビザでオーストラリアのシドニーに住んでいた頃、
現地のファインダイニング(高級レストラン)で
ホールスタッフとして働いたときの経験を書きたいと思います。
それまでにレストランで働いた経験はありましたが、
もっとカジュアルな店ばかりで、
Fancy(高級な)レストランで働くのは初めてでした。
シドニーのベストレストランを受賞する店。
私が働いたレストランは、3ハットのレストランで、
(オーストラリアにはミシュランがないのでハットで評価されます。)
シドニーでベストレストランに何度も選ばれたことのある
知る人ぞ知る有名な店でした。
雇ってもらえたときは正直我ながら驚きました笑。
平日、週末関係なく毎日予約で満席。
稀に空席があってもすぐに埋まる店でした。
料理のジャンルは”日本テイストのオリジナル”。
コース料理のみで、
客単価は約300〜400オーストラリアドル(約22,000〜3万円)。
ちなみに今現在は閉店しています。
多国籍な同僚たち。
同僚はオーストラリア、イギリスなど英語圏の人。
もしくはイタリア人、フランス人、ドイツ人などでした。
日本人はもちろん私一人。
一つ言えるのは、シドニーにしばらく住んだ後だったとはいえ、
私が一番英語が話せませんでした。
でも、その環境が自分の英語力向上にも繋がりました。
初日。机もまともに拭けない。
そのレストランはテーブルクロスを使わずに、
来店時のテーブルにあるのは水用のグラスのみ というスタイルでした。
初日です。
イタリア人の同僚に頼まれ、テーブルを拭きます。
拭き終えた事を伝えに行くと、チェックが入り、
Can you see that line?
あの線が見える?
と。
黒い木製のテーブルだったのですが、
その木目に合わない線がある、要は木目に合わせて拭けという事でした。
初っ端の印象は、すごいところに来てしまったな でしたね笑
また、テーブルに置く水用のグラスを置くときは
指紋がつかないように手袋を使います。
最後、オープン前にはベテランソムリエのチェックが入ります。
グラスの位置、テーブルの並びなど、だいぶ細かいです。
毎日3時間前出勤。
基本的にディナー営業のみだったのですが、
ホールスタッフの私たちは毎日全員オープンの3時間前出勤でした。
キッチンスタッフは6時間前出勤。
こんな店ですから、細かく奥の深い料理でした。
その為の努力が垣間見えましたね。
さて、ホールスタッフの私たちは
全員が3時間も前に出勤して何をするのか。
ありとあらゆるところを掃除します。
曜日によってやることが決まっており、
定番の窓磨きから始まり、
椅子やテーブルの脚の細かいところを綺麗にしたり、
シルバー(カトラリーなど)を磨いたり。
また、週一でトレーニングの日もありました。
あるときはウイスキーの試飲会。
ウイスキーの試飲をしてからの営業なんて
日本じゃなかなかないですね笑
またあるときは、大人数のテーブルをいかにスマートにサーブするか。
客単価の高い店ですから、団体客はほとんどいませんが、
稀に10名程度で見える団体がいました。
誰が何皿持って、どの順番にサーブするか。
サーブした後にスタッフがさっと去ることができるかもポイントでした。
もちろん、レディーファースト等ありますが、
全員にほとんど同じタイミングで料理をサーブし、
一人のスタッフがその料理の説明。
3時間前出勤の中には賄いの時間も含まれています。
こんな店ですから、シェフも一流揃い。
賄いはいつも絶品でした。
終わりに。
いかがでしたでしょうか。
それなりの評価がされている一流の店でしたから、
その裏の努力が見れたことはとても良い経験でした。
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コメント
いくつか記事閲覧させてもらいましたすごい面白い!というか興味深い記事ばかり特にこの記事!続き気になる!笑
また見に来ます
しようと思ってアカウント作ろうとしたら、なんかバグったっぽくて笑押すと変なことになる笑
次回再チャレンジするね
ごめんさっきのコメント、絵文字使えないの知らなくて、絵文字がコメントから消えて読みにくい文章になってる!笑
(後半の部分)
イイネしようと思ってアカウント作ろうとしたら、バグったっぽくて笑、イイネ押すと変なことになる笑
と書いてました!笑
また再チャレンジするね!
あみありがとう!絵文字使えないんだね笑 読んでくれてありがとう!ネタはまだいっぱいあるから頑張ってもっと書くね〜