エミレーツCA(客室乗務員)の生活とは?【元エミレーツCA】

海外お仕事リアル

こんにちは、いずみ@izum_i_nsta)です。

今回は、私が働いていたアラブ首長国連邦(UAE)のドバイを拠点とする、
エミレーツ航空のCAの生活についてです。

トレーニング等に関しては、また別記事で書きたいと思いますが、
今回はあくまでも、普段の生活に関して。

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飛ぶ時間は月に約100時間前後。

そもそも、CAという職業は、
基本給+フライングアワー(時給×飛んだ時間数)という会社が多いです。
なので、飛べば飛ぶほど給料は上がります。

プラスで、滞在先での手当があります。

この手当は、滞在国の物価によって変わってきます。
例えば、スイスのような物価の高い国なら一晩で2万円ほどもらえますが、
それでも外へ出てアクティブに行動すれば足りなかったり、
東南アジアなど、物価の安い国なら3千円程度でもお釣りがきます。

ちなみにこのフライングアワーですが、エミレーツの場合、
飛行機のエンジンがかかった時間〜止まった時間 です。
(会社によっては異なります。)

なので、出発時刻の2時間前に出社してミーティング等行う時間、
お客様が乗ってこられる搭乗の時間、
降りられる時間は含まれません。

フライングアワーが100時間前後というのは、
他の航空会社と比べて、多い方だと思います。

正直、とても疲れます。

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毎月のスケジュールは?

毎月のスケジュールは、その前の月に出ます。
時差の関係、レスト(間の休息)の関係で色々な規定がありますが、
基本的に、全大陸を飛び回ります。

昨日はアジアにいて、今日はヨーロッパにいて、来週はアメリカにいる、
なんて日常茶飯事です。
私みたいな旅行好きには、持ってこいでした。

一回のフライトのステイは基本的に24時間。
長いフライト等は疲れるので、2泊以上がステイがあることもあります。
あとは、毎日は飛んでいない便等、場合によってステイの長さも変わってきます。

でも、もちろん大変なこともあります。

常に寝不足と眠気との戦い。

CAという仕事は、体力的にとても大変です。

9時間半以上の長いフライトであれば、交代で休憩の時間をもらえますが、
それ以外のときに寝ることはもちろん許されません。

なので、フライト前にしっかりと睡眠を取ることが大切です。

しかし、例えばですが、19時に
よし今から寝て下さい、と言われて寝れますか?
個人差はあると思いますが、それぞれ寝られない時間というのはあると思います。

例えば、夜中4時発のフライトの場合、2時間前出社を逆算すると、

18-19:00 ベッドに入る
24:30 起床
24:30-1:30 準備
1:30-2:00 移動
2:00 出社

これが理想です。

しかし、人間の身体ですから、そう上手くはいきません。
ベッドに入り、眠れず悶々として一切寝れないまま、
もしくは起床予定の30分前にやっと寝付けたのにやむなく起床して、
長いフライトへ行った事も何度もあります。

辞めてから、夜寝て朝起きれる事がどれだけ幸せかを実感しています。

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休みは何してるの?

休みの過ごし方ですが、
子供のいる方等いますので、もちろん人それぞれである事は言うまでもありません。

エミレーツでは、月に数百円程度払えば、あるカードを持つ事ができ、
ドバイの至る所で、割引、もしくはホテルのジムやプールを無料で使用できます。

ドバイはとても暑いので、ホテルのプールで友達とオフを過ごす事もしばしば。
レストランに行けば、多くのレストランで〜50%割引をもらえます。

シフト制の仕事ですから、基本的に不定休です。
それに加え、まとめて取れる有給休暇があります。

私自身がオフによくやっていたのは旅行
不定休ですから、3連休や4連休が入る事もあります。
もし友達と休みが合えば、一緒に弾丸旅行。

なぜなら、飛行機がめちゃくちゃ安いからです。
エミレーツだけでなく、提携している他の航空会社もです。

でももちろん空席待ちのチケットになるので、満席だと乗れません。
乗換の空港で乗継便が満席で乗れず、途方に暮れた事も何度もあります。

でも空席さえあれば、休みの度に旅行していました。
近くのアラブ諸国はもちろん、ヨーロッパにも4〜8時間で行けます。

これだけでも、エミレーツで働いた価値があると言えます。

終わりに。

いかがでしたでしょうか。

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