CA(客室乗務員)だからこその経験。【元エミレーツCA】

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こんにちは、いずみ@izum_i_nsta)です。

今回は、私が客室乗務員として働いていたときの
CAならではのちょっと特別な経験について書きたいと思います。

エミレーツCAの生活について書いた記事はこちらをご覧ください。
エミレーツCA(客室乗務員)の生活とは?【元エミレーツCA】

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コックピットで離着陸。

普段、離着陸時は自分の担当のドアのジャンプシートに座りますが、
特別な機会に何度かコックピットに座ったことがあります。

パイロット達が目の前で地上と連絡を取り合う姿、
機種によって異なる着陸時のコックピット内の音声、
特に夜は、ライトアップされた滑走路に向かって着陸していくのを正面から見られます。

なかなか見られる景色ではないので、とても新鮮でした。

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コックピットから見る満点の星。

夜の飛行中にコックピットに遊びに行ったときの事です。

コックピットというのは天井まで様々なボタンだらけです。
夜はこのように全てのボタンが光っているのが普通です。

普段はしない事ですが、
そのときのパイロットがたまたまコックピット内の電気を全て消してくれたのです。
(操縦は基本的に自動で行われるので、問題はありません。)

すると、満点の星空がすぐ目の前に!

コックピットの窓は、飛行機の中で一番大きく広く見えるようになっていますし、
もちろん1万メートル上空を飛ぶ飛行機ですから、星までの距離が近いです。

星を写真に収めるのは難しいので写真に残っていないのが残念ですが、

あのとき見た星空は人生で間違いなく一番綺麗でした。

目の前で人が倒れた!

CAはみんな訓練を受けています。
そのうちの一つとして、応急処置の訓練があります。

実際、フライト中に目の前で人が倒れたことがありました。

とてもびっくりして、頭の中で訓練を思い出そうと必死になりました。

幸い、他のクルーもすぐ近くにいて助けてくれましたし、
その乗客の方は、気を失っただけで
倒れた直後から意識があったので大事には至りませんでした。

でも、人間誰だって目の前で人が倒れればびっくりするし動揺しますよね。

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緊急事態!?

CAでなくても、乗客として乗っていても
運が悪ければ緊急事態に合うことはあると思いますが、
年中飛行機に乗っているCAですから、確率は高いです。

CAの友人の多くは緊急着陸を経験していました。
緊急着陸とは、何らかの理由で目的地とは違う空港に一時着陸することです。
理由としては、乗客の命に関わる体調不良、天候不良、機体不良などがあります。

私自身、ラッキーなことに緊急着陸もしたことはありませんし、
それほど大きな緊急事態に合ったことはありません。

しかし、着陸しようとしていた飛行機が天候不良の為に一度で着陸できずに、
着陸寸前で再度上昇、キャプテンのアナウンスが入り、
二度目を試みて着陸できた、という経験は2回あります。

もし何かあれば、自分が真っ先に行動しないといけない訳ですから、
CAという立場だと緊張します。

とはいえ、大きな緊急事態に合ったことのない私はとてもラッキーだと思います。

終わりに。

今回は、CAならではのちょっと特別な経験について書いてみました。

CAの中でもエミレーツならではの経験もまた別記事で書きたいと思います。

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