こんにちは、いずみ(@izum_i_nsta)です。
現在、アルゼンチン人の彼とアルゼンチンに住んでいる筆者ですが、
この度、現地で妊娠出産をしました。
海外で出産するというのも貴重な経験なので、記録に残しておきたいと思います。
今回は病院や保険に関することについて。
文化の違いに関する記事はこちらをご覧ください。
海外で妊娠経験。文化の違い。【アルゼンチン】
ちなみに初産です。
なぜアルゼンチンで産むことにしたのか。
日本の友人には心配されました。
ですが、長年の海外生活で精神が鍛えられたのか笑
当たり前ですが、アルゼンチン人はみんなこっちで産んでる訳で、
何かあったら大変なのはこっちも日本も変わらないかな、と正直思います笑
日本と比べて優っている、とは思いませんが、
アルゼンチンは南米の中では医療のレベルは高いです。
何より彼が一緒にいてくれますからね。
(日本で産むとそれが厳しい。)
保険で全面カバー。
保険の種類にもよりますが、
私の入っている保険では、妊娠中の通院費、薬代、出産費用から
生まれた子供が1歳になるまでの医療費まで全面カバーです。
妊娠線予防のクリームまでカバーしてくれたのは嬉しい点でした。
また、妊娠中のホルモンの変化のせいか、肌トラブルが多く
皮膚科にも何度か伺いましたが、それも全てカバーしてくれました。
分業制って?
これはアルゼンチンに限らず、欧米では普通のようですが、
病院が分業制であることがあります。
アルゼンチンでも大きな総合病院に行けばまた話は違うようですが、
今回は私の経験を書きます。
感想としては、とっても面倒くさいです笑
妊娠発覚!初めての診察。
自分の場合、検査薬で陽性が出て妊娠が発覚しました。
アルゼンチンの医師は、自宅に診療スペースを構えている人が多く、
基本は自宅で診察、週に数回大きな病院で診察をするという方が多いです。
彼の家族のツテで、評判の良い産婦人科医を紹介してもらい、
数日後、まだ何の実感もないまま、やっとはっきりする!と思って、
その先生の自宅の診療スペースへ行きました。
先生に、最後の生理はいつ等の話だけ聞かれ、
紙に指示とサインと判子を押され、
エコーはここに行ってね、
血液・尿検査はここに行ってね、
予防接種はここに行ってね、
薬(サプリメント)はこれを買ってね、
と言われて終わり、実感のないままその日は家に帰りました笑
エコー、検査、予防接種。
後日、近くの病院でエコーの予約をして、
小さな小さな赤ちゃんを確認し、心臓の音を聞き、
やっとはっきり赤ちゃんいた!!!
となって笑
エコー写真は明日取りに来てね、
と言われ笑
血液・尿検査も、近くのラボラトリーで予約をし、
そもそも尿検査の容器を事前に自分で薬局で買わなければならず、
それを持って行き、採血してもらい、
結果は1〜2週間後に取りに来てね、
と言われ笑
予防接種だけがスムーズにいきました。
(ただ開いてるはずの日に行ったら、扉に臨時休診と書いてあって出直しましたが。)
インフルエンザの予防接種で、妊婦は無償でしてくれるので、
少し待って、呼ばれたらぱぱっとしてもらい終わりました。
ただ、注射の後に丸めた綿?をセロハンテープで留められたのは面白かったですね笑
指示されたものの結果を持って、次回の診察に行きます。
そこで先生がデータを見て、また色々な指示を出してくれる、という形ですね。
薬は薬局で。
妊婦なので薬は基本飲みませんが、栄養補助としてサプリメントを処方されました。
妊娠期間に処方されたのは、葉酸と鉄分。
日本では各病院に調剤薬局がありますよね。
これもアルゼンチンに限ったことではありませんが、欧米では
処方された薬を各自で薬局に行って買います。市販薬です。
処方箋がなくても買える薬と、ないと買えない薬と両方あります。
性別発覚。
これは日本の友達に言うととても驚かれることが多いのですが、
私の場合、11週目で性別が分かりました。
2回目のエコー検査だったのですが経験豊富な先生で、
まだはっきりは分からないけど、多分男の子だと思うよ。
と言われました。
そして、その次のエコーの時に間違いない、と。
日本と比べるとだいぶ早いようですね。
日本は慎重なので、はっきりしない場合は伝えないだけのような気もしますが。
また、個人的にとても面白いなと思ったのですが、
妊娠後期、もういつ生まれてもおかしくないという時期。
何ヶ月も通った産婦人科の先生とは信頼関係もできています。
そんなあるとき、こんな会話が。
そういえば、男の子?女の子?
男の子です!
楽しみだねえ。
エコー検査自体は他の場所で違う先生がしてくれていて、
先生はいつも問題がないかデータだけを見ていたので知らなかったんですよね。
分業制ならではですね。
終わりに。
出産自体が初めての経験なので、厳密に日本と比べることはできませんが、
家族や友人の経験と比べるとだいぶ違ったように感じます。
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