客船での仕事はきつい?【元客船クルーによる】

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こんにちは、いずみ@izum_i_nsta)です。

筆者は以前客船で働いていたことがありますが、
今回は客船での仕事で大変なことについて書きたいと思います。

船上での生活についてはこちらの記事をご覧下さい。
客船で働くクルーの生活って?【元客船クルーによる】

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休みが一日もない!?

客船で働くクルーは基本的に
数ヶ月の契約期間を休みなく働いた後に2、3ヶ月の休暇があり、また船に戻る
という形態で働いています。

筆者は6ヶ月間の契約でしたが、
休みは一日もありませんでした。

契約期間は、4、6、9ヶ月など国籍、職種、契約によります。

乗船前、休みがないことは契約の一部だったので知っていました。

乗船後、他のクルーが day off(休み)の話をしていたので、
少し期待を込めて聞いてみると、半日休みのことでした笑

寄港地に着く日は、お客様も船を降りることが多いので、
交代で半日休みがもらえます。

休みなしで働くことによる影響は?

私が働いた6ヶ月の間、一番の望みはアラームなしで寝る事でしたね笑

契約が終わる頃は、身体的には大丈夫でしたが精神的に限界でした。

普段なら冷静に受け止められることに、泣いたり怒ったり。

契約が終わり、家に帰って1週間は6ヶ月分の疲れが溜まっていて、寝るか食べるか笑
家族にはコアラと言われました笑笑

人間休みって必要ですね。

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労働時間が長い。

休みがないのに労働時間まで長いの!?

という話なんですが、そうなんです。

もちろん職種にもよりますが、筆者はウェイターとして働いていたので、
一応シフトはありますが、朝食昼食夕食と働く事も多々。

一日の労働時間は11時間ほどになることも。

体力がないとやってられません。

プライバシーがない。

船で働くクルーのほとんどが他のクルーとキャビンをシェアしています。

一人になれる場所というのがほとんどありません。

自分が休憩で、ルームメイトが働いている時間くらいのものでしょうか。

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苦手な上司や同僚。

船上ではみんなが同じ空間で生活しています。

仕事が終わっても、
苦手な同僚も同じ食堂で食事をするし、
クルーバーに行けば苦手な上司がいるかもしれないんです。

日本人は少ないので、
気を遣ってオフの時間まで相手をしなければない
ということはないのも事実です。

逆に言えば、一緒に過ごす時間が長いので仲良くなれる友達とはとても仲良くなれます。

ですが、苦手な人とも長い時間を共にしなければいけない点はマイナスですね。

閉ざされた空間。

果てしなく広い海の上にはいるものの、
船上という閉ざされた空間で生活しなければなりません。

かつ、外に出られるのは限られているので、
息苦しくなってしまう人もいます。

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飲酒量が増える。

休みもなくて労働時間も長いんだから、
空き時間は体力温存したいところなんですが、
人間そうもいきません。

船上にはクルー用のプールやジムもありますが、
筆者は行ったことがなく笑

寄港地で外に出る以外にストレス発散方法がなかったことと、
船上のクルー用のお酒がとても安かったことで、
文字通り毎日、飲んでいました。

普段はそんなに飲まない方だという友人も毎日飲んでいましたね。

家族に会えない。

数ヶ月の契約期間、家族とは離れて暮らすことになります。

船が自分の家族のいる国や都市に寄港したり、
家族を船に招待する事も可能ですが、
基本的には離ればなれ。

船には結婚して子供がいるクルーも山ほどいます。
子供に会えない生活は寂しいですね。

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終わりに。

いかがだったでしょうか。

船での仕事は大変な事も多いですが、
前述したように仲の良い友達もできましたし、
とても良い経験になりました。

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